オーディオ機器(ジャンク品)の完動品化の楽しみ

オープンリールテープデッキのTEAC A-1400 1974年頃発売を修復、完了しました。但し今回はアイドラーの劣化が原因でメーカーにも在庫は

なく、自作しましたが、回転ゴロ音が強く、アイドラー方式は諦め、ベルトドライブ方式に変更しました。この結果、常時、Pulley(プーリー)は一方向に回転

するので、早送りはOKですが、巻き戻しは出来ません。当初、左チャンネルの音が出なかったので、基板のパーツを例の通り打診しましたが、原因は

判明せず、但しPhoneは左右OKなので、回路図でみて、少ないパーツの不良と推測しました。モニターとソースのスイッチを動かしていたら、突然、回復

しました。接触不良のようでした。レコードを録音して、音出をしてみましたが、なかなか良い音が出ます。ヘッドは録再生ともに健在でした。

主回転のプ-リーは2段重ねで下段を回転させたいのですが(上段は早送り)上段に向かう微妙な傾斜が、更にモータープーリにも上部への傾斜があり

ベルトの選択が難しかったのですが、、千石電商でピッタリのサイズのゴムベルトがあり、緑色の線材で簡単なストッパーを付けてこの問題をクリアしました。

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2014年8月28日
2014年9月27日
昨年末にONKYOのコンポのアンプ PA-7SDのボリュームがジャリつき、2連ボリュームを取替ましたが、最近時、ジャリジャリとCDのボーカル部分

の音量が伴奏部分より小さく、コモッタ様な音色になり、再度2連ボリュームを取替ましたが、CDのボーカル部分の問題は解決されず、各所を打診

したところ、ボリューム及びCD.DIRECTの基板部分のコネクター2箇所に経年劣化の錆が発生、止め金部分が甘くなり、接続不十分になっていると

判明、半田付けにしました。更に、CD.DIRECTの基板部分の各ピンの半田の盛替えで全ての問題は解消され、完動品に復活しました。
26年9月9日
2014年9月4日

ヤフオクで手に入れたPIONEER A-X500のアンプの電解コンデンサ(6,800μF,50V)と液漏れによりショートした抵抗の100Ωと3.3KΩの取替を終了し

て、PIONEER A-X500は完動品として復活しました。真空管アンプ群の中に入れても、なかなか良い音がします。夏場はTRアンプが合います。

2014年8月3日

友人からPioneer PL-A58 D.D PLAYERの回転速度調整の依頼を受け、早速、裏蓋を開け、微調整用のボリュームを33回転、45回転共に半回転の調整を

しました。ストロボで回転数を調整する機種で最近時の電気製品は50、60サイクルの区別は必要ないので、当初勘違いで異なる周波数で調整したため、遅め

のスピードに仕上げてしまい、思い違いは怖いものだと思いました。D,Dの機種なので使用状況より見てエイジングで安定したスピードに成ると思います。

2014年6月13日

2013年9月頃、友人からSONYのカセットデッキTC-K333ESAの修理を依頼され、早送り、巻戻しはOK、

再生不能の状態でした。ネットでカセットデッキの修理方法を検索すると
「TC-K333ESのデッキ分解」

のページがあり、詳細な分解方法が記述されていました。作者の方に感謝しています。経年劣化で駆動

ゴムベルトの切れが原因でサイズを測り秋葉原の千石電商2号店で購入し取替後組立仕直しで完動品

に生まれ変わりました。この時の試聴の音質が素晴らしく、早速、ヤフオクで
TC-K222ESJ 1993年

頃発売を手に入れ、同様に分解、駆動ゴムベルトを取替、組立直して完動品に再製しました。

カセットデッキはそのヘッドの性能が音質に強く影響するようで、このカセットデッキは当たり

だと思います。その後ヤフオクでカセットテープを5,6本購入しましたがLP盤に比べ値頃感が

いまいちの気がします。録音で生かすのが良いのかなと思います。

2012年の秋頃、友人(割烹きくすい)が所有する一枚のLP盤の試聴がスタートになりました。ジミー竹内の

「ブルーライト・ヨコハマ」です。真空管メインアンプを自作するきっかけがCDの出力電圧が高く、プリアンプ

不必要と言う事だったので、当初よりCDを聞いており、LP盤は高校、大学、社会人の初めの頃に手にした

イージーリスニング系とクラシックが多く、このレコードのジミー竹内の演奏の、楽器の一つ、一つの音がクリア

で広がりが明確なのに引き付けられました。

以前から頼まれていた、オープンリールテープデッキ SONY TC-6360A 1972年頃発売の修理を始めました。症状は早送り、巻き戻し時の最終部分で凄

まじい金属音が生じる事です。当初、ヘッドの一つに最終部分でテープが接触を始めるので、それが原因のノイズかと思いましたが、そのヘッドは消磁ヘッド

でノイズ源ではなさそう、手で接触を制御しましたら、ノイズが生じなくなる事もあります。凄まじいノイズなので発生即回転ストップにせざるを得ないので最終

原因まで見究め難い所があります。調整中にテンションパッドが剥がれたので、分解を開始しました。リールとブレーキドラムは、E型止め輪(Eリング)で止め

てあります。SONYのカセットデッキTC-K333ESAで経験済みなので、ここはスムーズに分解出来ました。パッドを貼り直し、カウンター駆動のゴムベルト2本が

劣化しているので、
千石電商で同時に修理を手掛け始めた、PIONEER A-X500のアンプの電解コンデンサを調達に秋葉原に行こうと思っています。

ネットで先輩達のお知恵拝借と思い、「TC-6360A」で検索すると「早送りを高速にする TC-6360A 」が見つかりました。 この中に早送り時にテンションパッド

で微妙なバックテンションをテープに与え、早送りの最終部分に近ずくとスピードが緩やかになり、シャットオフされる構造との事、この機種は、メカニカルで

調整が難しく、楽しみの多そうな機械のようです。SONYのメンテナンス集も掲載されているので、一つ一つ、勉強させて頂こうと思っています。

秋葉原では、必要な容量と電圧の電解コンデンサ(5,600μF,50V)は4,5軒廻りましたが、見当たらず、ヤフオクで容量を上げて、6,800μF,50Vでズバリあり、

購入しました。

パッドを貼り直したので、冒頭の凄まじい摩擦音は消え、カウンターも正常にカウントし始めました、メカニカルテンションサーボは調整個所の微調整で何とか

上手く作動を復活しました。VUメーターのRチャンネルの反応がなかったのですが、Lチャンネルに接続すると反応したので、メーターに異常無しを確認し、

テスターで直流出力は測定されたので、各VUメーターの回路図にある共通な半固定抵抗(4.7K〜5K)の調整を試みようとしたところ、両メーターに反応が

あり、正常になりました。Rチャンネルは何かの理由で物理的に固まっていた?と思えます。これで、依頼主からの不備個所の修復は完了になりました。

オープンリールテープデッキの音の良さを再認識しました。

自作のイコライザー・アンプの右チャンネルが時々時間の経過とともに、ガサ、ガサとノイズが入るようになり、6922(真空管)を差し替えても解決せず、

プレート電圧を測ると、不安定に下がる事を見付け、カソード抵抗の不良と思い取替ましたが、状況は変わらず、再点検後にB電源(左右別電源)が

時々、低下するのを見付け、リプル・フィルター用の抵抗とコンデンサの不良と推定、抵抗は規定値を示しますが、コンデンサは充放電の放電が

電源カット時に緩慢で不良と見受けられ、結局、2個のコンデンサ(100μF 350V)を取替、やっと、正常値の電圧に戻りました。

不良個所の発見のため、シャーシーやパーツ、抵抗、コンデンサに軽い振動を与えた時に急激な電圧変動がありましたが、コンデンサの不良が原因

だった様で、打診は有効な点検方法だと思いました。今回はEQを全面的に組み直したので、久しぶりに真空管アンプの製作を味わいました。

ピックアップのKSS-210Aの取替の連続不調の原因が判明しました、今回で3個目ですが、静電気による破壊と諦めていましたが、KSS-150Aでは

問題が生じないのも合点が行かず、じっくりと観察すると、ショートランド(静電気からの保護回路)と思って解除したのは、チップコンデンサで解除

すべきショートランドはその下の半田付け部分にあり、ショートランドの解除をしない状態で、レーザーも出力されず静電気で破壊してしまったと錯覚

していました。昨年購入したピックアップはチップコンデンサ無しになっていますが、作動し予備のピックアップとして生き残りました。

突然、パソコンが2台増加し、OSにVISTA 64bitをインストールしましたが、まだまだ現役のOSとして通用するスピードを持っていると思います。CPUは

Intel Core 2DuoE66002.4GHzとE6400 2.13GHz、メモリーは4GB、と2GBですが、メインの自作機のWindows 8.1Proと比べて遜色はないように思います。

システムのバックアップをFreeソフトの
AOMEIReflectを利用してBD-Rに焼き付けましたが、Windowsのアクセサリーにあるバックアップソフトも手軽だ

と思います。但し、Windows8.1はBD-Rの焼き付けが不調です。メイン機はVISTAからのバージョンアップ版ですが、
Windows Media Player12DRM

でトラブルが生じ、初期状態からの立ち上げが必要になり、バージョンアップの際に保存したUSBではWindows8へのバージョンアップの再現は不可能

でした。前述のバックアップをBD-Rに保存していて正解でした。
DRMの問題解決には時間がかかりました。

セキュリティ コンポーネントのアップグレード
http://drmlicense.one.microsoft.com/Indivsite/ja/indivit.asp   

 上記のアップグレードと最終的にはMicrosoftの回答にもありますが、サウンドドライバーのアップバージョンで解決しました。メイン機のマザーボードは

ASUSM4A785D-MPROですが、ドライバーが最新バージョンでもWindows8.1に対応していないドライバーで後継機の?M4A88T-M/USB3のドライバ

ーをインストールして問題解決でした。この間BIOSのバージョンを0308から最新の1001へのバージョンアップと充分楽しませ頂きました。

自作パソコンの初期の頃(15年前頃?)の
ABIT、BP-6のOSをWindows2000からWindowsXPに入れ替え、メモリーを256MBから最大756MBに近い、

640MBにするため、、ヤフオクで256MBを2本、@200円から@300円で購入、旧機種のOSは軽いので、この程度のメモリーの増量でスピード感が

上がります。これもまだまだ、健在なパソコンです。

ハードデイスクの分解修理、結論としては不調でした。分解、再組立ては比較的簡単な作業ですが、高速回転のスピンドルモーター、シークモーター

の修復は困難、磁気ヘッドの摩耗も交換以外は方法は無く、制御基板も正常品との交換またはジャンク品の同機種の基板と取替、制御情報の入った

ROMの交換、このROM情報の取り込み、書き込みは
SPIPGMで出来るかもしれません。それにしてもプラッタは鏡のようで、クリーンルームで製作され

、完全密閉が原則で埃を嫌い、プラッタとヘッドの間はタバコの煙の粒子より狭いとか、極めて精密機械でデリケートな消耗品と言う事が体感出来ました。

工具としてトルクスネジ用のレンチT8及びT6が必要です。

メイン機のNakamichi MB-2が不調になり、ピックアップのKSS-150Aの半固定抵抗、フォーカスゲイン、トラッキングゲインの調整を試みていましたが不安定

で、時には原因不明の電源落ちも、昨年から生じていたので、原因究明中に、たまたま、手に触れた、三端子レギュレータIC(NJM7805FA)の放熱フインが

異常に熱く、放熱フインを揺すったところ、電源が揺らぎ、これに密着している
三端子レギュレータの不調と判定、ネットで購入(@60円)、取替ました。

電源が安定したので、物の見事に、スッキリ、と完動品になりました。取替後も放熱フインはその役割通り熱くなっていますが。

レーザー電圧はサービスマニュアルによると picup電流×負荷抵抗=73.4mA×22Ω=1,6148V±10%の範囲との事で測定すると1.7V前後、+5%位

なので良好範囲内のピックアップでした。このピックアップはヤフオクで購入した CDデッキ、SONY CDP-M30KSS-150Aで今回もKSS-210Aを購入

したのですが、不調で取り敢えず使用しているところです。この電源問題がKSS-210Aの取替を昨年の11月から阻んでいるのかもしれません。

このところ、CDを聞いていなかったので、久しぶりに電源を入れたところ、メイン機のNakamichi MB-2及びSONY CDP-M30の調子が悪く、ピックアップの

半固定抵抗の
調整をしました。SONY CDP-M30は微調整で済みましたがNakamichi MB-2ピックアップを別機種にした事により、フォーカスゲイン、

トラッキングゲインの調整も必要で手間がかかりました。テストユニットを自作して、本格的に
フォーカスゲイン等の調整はやるべきだと思います。

友人のオープンリールテープデッキを修復したので、試しにヤフオクでTEAC A-1400 1974年頃発売を入手しました回転はしますが、
アイドラープーリー

が劣化と溶解し(アルコールか?)使いものになりません。アイドラープーリーを自作する必要があり、長期戦です。

ゴムローラーの用途に適した、
NBRゴム板(1mm,2mm,3mmを3枚)をAmazon(東急ハンズ)に発注、ダイソーでコンパスカッターと接着剤を購入、パーツを

分解し磨き上げて自作と修復を楽しめそうです。

2014年7月30日

暑い夏になり、7年前に購入の冷風扇 KATZ KURAC05Rが故障で風が出力されず、早速、解体修理に取り掛かりました。これもコンデンサの容量抜け

と断定して、テスターでテストするとショート状態なので(進相コンデンサ)同容量に近いフイルムコンデンサに取り替えるも、モーターは回転せず、トライアック

T1E8も各抵抗、ZD、Dも正常値と思えるテスターの計測結果で 公開修理(直りました!)http://oink65.blog.so-net.ne.jp/senp_shuuri

を参考にさせてもらいました。モーターを最後まで解体すると、温度ヒューズが出てきます。これが切れていました。ヤフオクで温度ヒューズを購入、二分割

したモーターの組立てで回転をスムーズにするのに微妙な調整が必要で若干時間が掛かりましたが、無事、完動品に復活しました。

今回もシンクロナス モーター
TYJ50-8Aの原理、それに付随する進相コンデンサCBB61 4μF の意味合い、交流電圧を降圧するのにトランスを使わない

コンデンサ利用の簡便法が使われていた事等、この方式はOTLの真空管アンプを自作した折に電源もトランスレスにするために、製作した事があります。
26年7月17日

今回の作業で追加した道具達です。

4月の中旬頃からパソコンの修復を思いつき、昨日修復が完了しました。2年程前に友人のパソコンDELLのDIMENSION 9200が故障し、

原因はマザーボードの電解コンデンサの液漏れ、膨張、破裂及びハードディスクの故障だったので、マザーボードとハードディスクとケース(マザーボードの

規格がBTXで製造中止のため)の取替をし、新たに1台のパソコンに仕立てましたが、最近時のコンデンサの取替成功例を踏まえ、修復を試みたものです。

DIMENSION 9200のマザーは高温ハンダが使われ、手持ちの半田ゴテで溶解に手こずり基板を傷つけ、プリント配線の1本を切断したようで(最終的に判明

した事ですが)コンデンサの取替後も修復不能でした。コンデンサは電源部分も含め、10個以上取替、全部のコンデンサーの容量チエックをテスターで実行

、一部は取り外して実行。電源を入れるも、ビープ音も出ず、無反応なので「BIOS」が飛んでしまっていると決めつけ、オリジナルBIOSファイルをメーカーの

ダウンロードサービスで求めましたが、更新用ファイルは公表していますが、オリジナルファイルは得られず、ヤフオクで同型機(メモリー、ハードデイスク、

OS無し)を11円で購入、オリジナルBIOSファイルをBIOS Romから抽出、BIOS Romに書換ました。
SPIPGMと言うツールが公表されていました。

http://rayer.g6.cz/programm/programe.htm簡単なハードを自作して(抵抗4本とコンデンサー1個) パラレルポートに接続し、フラッシュRomメモリ

をプログラミングするツールでデバイスの識別、読み取り、書き込み、検証、消去、ロックの解除が出来ました。この作業は結構、大変で、面白い作業でした。

BIOS Rom(
SST25VF040B)の取り外し時にピンを壊したのでSST25VF016Bに取替たり(ヤフオクで購入)、11円の同型機のマザーの基板が剥がれ易く

、Romの取外し時にバッド(銅箔)ごと剥がれ、バッドの修理に時間が掛かりましたが、プリント基板の構造は勉強出来ました。しかし、正常にBIOSを復活

させたのに、状況に変化がなく、11円の同型機に既存の自作パソコンのメモリーを取付ると、完全起動が出来、今回修復のために購入していた、CPUと

メモリーが
DIMENSION 9200に不適合という事が判明、(CPUは上位過ぎて起動せず、メモリーはデュアル使用オンリー)、前述しましたマザーの再点検

によりプリント配線の1本を切断して起動できなかった事が判明しました。そこで、元のファイルに書換、戻しましたら、そのまま起動し、今回の騒動?は

何だったんだと言う感じになりました。しかし途中でプログラミング言語やシリアル フラッシュに触れ、良い勉強になりました。

2014年3月2日 20年以上前に友人達から贈答された地球儀型のタッチランプが電球の切れと同時にタツチ調光機能も故障していたのを思い出し、これも

コンデンサーの不備ではないかと分解修理を試みました。コンデンサーに不具合はなく、ネットでタッチランプを検索すると、半導体のトライアックのショート

が原因と言う事もあり、テスターで測定するとT1,T2の端子がショートしていました。このタッチランプの調光基板は
台湾製のTTD2102で修理用としてありますが、

TTD2102に使用されているトライアック
T0805DHに近似の性能品を、ヤフオクで東芝SM2G41があり、取付、組み直し、無事完動品になりました。

2013年11月 友人から携帯カセットプレーヤーのPanasonic RQ-SX41の修理を依頼され、モーターの回転音

は感じるが再生も早送り、巻戻しは不能の状態でした。早速、分解からスタート。駆動ゴムベルトの1本が

伸びて緩み、もう一本はモーターの中に絡みこまれて姿を消していました。ゴムベルトは0.5mmと薄く

千石電商にはなく、ヤフオクでサイズ通りのゴムベルトを手にいれました。(最初のオーダーは当方の測り

が甘くサイズが緩く2回目でokでした。)しかしベルト交換後も再生、早送り、巻戻しも不能でお手上げ状態

になり、ネットでサービスマニュアル(英文で一日3件無料)を、早速ダウンロードしました。
ハイファイマニュアル

これ以前にジャンクになって自宅物置にあった前述のコンポのカセットデッキPC-W7SDの切れた駆動ゴムベルトを100均の幅広輪ゴム

に取替え修復、同コンポのスピーカー
PS-77Xの経年劣化で破れたエッヂを和紙を利用して張替、スピーカーを復活させた事はありました。

この頃、使っていたレコードプレイアーはONKYOのコンポ「INTEGRA」のPL-77Xでフルオートの機能が

故障し、手で針を置くという、CDに比べ手数が掛かり、修理を試み、故障原因はオート機能のアームの

動きを管理するモーターとアームの接続部分のホイールギヤの経年劣化で磨滅している事でした。

秋葉原のパーツ店でも同サイズは見当たらず、プラスチックの類似ギヤを削り自作し、ピッタリと

は適合しませんが、セミオートぐらいには機能は復活しました。その後モーターの取付けビスを4本

から2本にして締め具合を微妙に調整する事でオート機能を改善。これがジャンク品の完動品化の実質第一号です。

先月、友人のPioneer PL-A58 D.D PLAYERの速度調整時に、33回転の時、回転ムラが生じる現象が見つかり、エージングで安定する

かと思いましたが、未だ不安定でスピード切換スイッチの33回転ボタン操作時に回転ムラが発生するとか!

早速、ネットで類似型のPioneer PL-55X D.D PLAYERのサービスマニュアルを入手、本機はストロボ利用の目視で2箇所のボリュームを調整し、

所定の回転速度の電圧にする仕組みで、このVRがポイントで、推察すると、7月26日の本機の写真のスピード切換スイッチ(KSF-016)から33回転

のVRに接続の
橙線の接続かスピード切換スイッチが怪しいと思われます。

26年9月3日
2014年8月27日

2014年8月23日

2014年8月19日
2014年8月9日
CDデッキのSONY CDP-M30に昨年購入した光ピックアップKSS-210A取付、CDを楽しんでいましたが、トラッキングが上手く行かない、CDが

あり不安定なので、サービスマニュアルのオシロスコープを利用した調整法を試みました、結論はオシロスコープでも明確な映像で調整数値が

表示される事はなく、調整は半固定抵抗の微調整で仕上げました。テストCDにはMJ無線と実験社の「耳でわかるシステム診断」のテスト周波数を

利用しました。その間、ピックアップの半固定抵抗がオープンになったので取替、調整中に過電流が流れたようで、過電流保護IC(
ICP-N20)

ヤフオクで購入、取替、結局、1個お釈迦にし先日購入したピックアップで調整を終了しました。

2014年9月17日
正常値に戻った自作のイコライザー・アンプを長時間エイジングしたところ、音量に波が時々発生するようになり、コンデンサの取替未済のどれか

の不良と思い、打診すると、1個に当たりがあり、B電源が変動するので、取替えました。今回はパーツの配線基盤も組み直しました。

コンデンサは消耗品と言いますが、本当に、有効だが厄介なパーツだと思います。久しぶりにAC VOLTMETER(ミリバル)で残留雑音、リプル電圧

も測定してみました。当初製作時の数値を測定出来ひと一安心です。
レーザー電圧も picup電流×負荷抵抗=54.7mA×22Ω=1,203V±10%の範囲内の1.23V前後、+2%位で良好なピックアップでした。

SONY CDP-M30
のサービスマニュアルにはオシロスコープを利用した調整法が説明されているので時間を見て勉強しようと思います。

昨年購入したピックアップKSS-210Aチップコンデンサ無しで、作動しますが、SONY CDP-M30に取付たところ、トラッキングが不安定なので、

オリジナルの故障したKSS-210Aからタンタルコンデンサを取り外し、取付たところ、トラッキングが安定したように思います。CD-Rまで読み込め

半田吸取機が有ると基板のパーツ交換にも役立ちます。

2014年7月10日

DIMENSION 9200が2台になりました。以前購入していた

DVI対応USB2.0パソコン切替器
KVM-DVHDU2を再稼働させました。

2014年7月11日

2014年3月4日 テレビの音が何か気に障ると言うか心地良くないと前々から感じていましたが、トラジスタの音と言うのでしょうか、好きになれない音なので

、真空管アンプで聞こうと、録画チューナーに接続しました。音質は申し分なく落着いた、神経が安らぐ音に変わりました。録画チューナーの出力が

リモコンに連動していないので、真空管アンプは手動ボリュームとなり、不便なため、リモコン電動ボリュームを自作しょうと思い付きました。

赤外線リモコンや電動ボリュームの組合せで、自作出来そうです。赤外線リモコンの回路を見ていると、PIC(マイコン)とAVR(マイコン)の2種類の

使いやすいマイコンがあり、電子工作のホームページを参考に、プログラムをマスターすると、電子工作が、面白くなりそうです。赤外線リモコンでは

10年以上前に田舎の換気扇のスイッチをリモコン操作出来るように改造した事がありました。

2014年2月27日 5年前に、液晶ディスプレー Logitec LCM-T174A/Sが、突然、画像を表示出来なくなり、現在の液晶ディスプレーに買換えましたが、原因は

コンデンサーの不具合ではないかと思い付き、全分解をしました。目視ではパンク等の不具合はなく、テスターでコンデンサーの容量チエックの簡便法を試

み、怪しいコンデンサーを取り外し、再チエックすると、いずれも良品と判定されるので、他の理由を探しました。ネットで、インバータ部のTR
2SC5707

ショートと言う現象が検索され、テスターで良否を判定すると正に同現象でした。秋葉原の千石電商と思いましたが、ネットで、ヤフオクで送料込み300円

と言うセット商品があり、(
2SC5707×2個とマイクロヒユーズ×1個)修理の詳しい解説書も添付されていました。トランジスタ2個とヒューズの部品交換と

解説にあった主要パーツの半田の盛り直しで画像は見事に再現され、成功かと思われましたが、液晶パネルに縦縞が現れ、原因をネットで検索

したり、前述のセット商品の売主の方から電話で丁寧なアドバイスも頂き、液晶パネルと、フレキシブルプリント基板との接続不備もあるとの事で接続部

を柔らかく押さえ込み、液晶パネルを再組立てしたところ、気にならない程度の縦縞に収まり、当面様子を見る事にしました。

2014年2月16日 2年前位に田舎の自作のパソコンのグラフィックボード GF6200LE-A256C の電解コンデンサーがパンクし、パソコンから取り外して使用して

いましたが、今回、帰省した時に、電解コンデンサーを基板から取り外し、載せ替える事を思い付き、ボードを持ち帰りました。早速、半田吸取機を活用し

コンデンサーを取り外し、秋葉原で同容量、同電圧のコンデンサー購入し(単価50円)、全部、載せ替えました。完動品になり、早く、気が付けば良かった

と思います。マザーボードのコンデンサーのパンクも3件程、経験しているので、勿体ない事をしたなと思いました。

 

2014年2月4日 2、3年前にSONYのウオークマン NW-S703FのNoise Cancelingイヤホンの片方が鳴らなくなり、プラグ近くの断線と思い、当該箇所を切断、

再接続しましたが、不調だった事を思い出し、再度、点検しました。両方のイヤホンの抵抗を測ると同程度の数値の時と無限大の時があり、イヤホンの近辺

、分岐部分の近辺のケーブルを曲げ伸ばししてみると、分岐部分で抵抗値の変動があり、この部分を切断、再接続し、その部分を絶縁と半田付けの補助

として接着剤でコーティング、熱収縮チューブで固め完動品に仕上げました。プラグは5点の接点なのでパーツ店にはないだろうと思い、付属していた延長

コードのプラグを利用しました。途中、イヤホンの
MDR-NC022のサービスマニュアルをダウンロードしケーブルの配線区分を調査しました。

参考までに、イヤホン側は左が緑、右が赤、マイク左が黒、右が白、プラグ側がイヤホン左、白、右が青、アースは緑、マイク左は黒、右は赤でした。
 

2014年1月15日 Pioneer PL-1200のアームリフターのシリンダーにシリコンオイルの塗り替えが終了しました。当初、油圧によるオイルダンプ

と思い込んでいましたが、シリンダーの途中の細くなっている1cm程の部分にオイルを塗り付けオイルの粘着力によりシリンダーの動き

をコントロールする様です。底部の板バネでシリンダーを止めてあり、オイルが付着していたので、その部分がダンプするのかと思いましたが

前述のシリコンオイルの劣化により付着した模様でした。回転数が若干甘めでしたが、モーター裏の半固定ボリュームを少し廻す事で正常値に

回復し今回も完動品になりました。
ハイファイマニュアルにより類似機種のマニュアルをダウンロードし活用させてもらいました。


2013年12月 ONKYOのコンポのアンプ PA-7SDのボリュームがジャリつき、2連ボリュームを取替、今年の修理は完了。

来年は修理依頼を受けているPioneer
PL-1200のアームリフターのシリコンオイルの詰め替えによるリフターの機能回復が手始めの楽しみに

なりそうです。

2013年12月 ONKYOのコンポのCDデッキは相当以前に故障で廃棄していたので、ヤフオクでコンポサイズの

CDデッキ、
SONY CDP-M30 1986年頃発売、のジャンクを手に入れ、トレーが出ないので、CDを読み込

めるか、不明と言う状態でしたが、表側からの解体でなく、裏蓋からの解体で駆動ベルトのクリーニグと

ギヤのグリス除去と潤滑剤の注入及びピックアップの半固定抵抗の微調整でレザーを上げる事で簡単に

完動品となり、コンポが全復活しました。ピックアップは高級機種のMB-2と同じ
KSS-150Aでした。

真空管アンプ自作第一号機時、CDデッキを電気店で購入する時にCDデッキは音質はデジタルなので

値段に関係ないと豪語して中級品(MB-2の以前に購入)を購入しましたが、正解だったのかと思いました。

 

ピックアップの機種を変えていたので交換後に全てOKとはいかず、「ハイファイマニュアル」からダウンロードして調整方法を参考にしました。

オシロスコープも持っているので調整は楽勝かと思いましたが、調整のためのこの機種専用のテストユニット

が必要で(配線図が添付されているので自作も可能ですが)アイパターンのチエックとレーザー電圧の測定と

調整しか出来ませんでした、フォーカスゲイン、トラッキングゲイン調整はCD及びCDRから読込難いものを選び

、それぞれの半固定抵抗の微調整で読込能力が最大になるポイント探しに時間と労力を費やしました。

レーザー発振電圧はMB-2のサービスマニュアル picup電流×負荷抵抗=46.1mA×22Ω=1,0142V±10%

なので1,020Vで仕上げました。高めの電圧は逆回転も起し、安定しません。

2013年11月 所有のCDデッキ Nakamichi MB-2が故障、CDが7枚入るオートチエンジャーの結構な高級機種です。CDを読み込めないと言

う現象でネットでCDの修理を検索すると、ピックアップのレーザー調整の半固定ボリュームの微調整で読込

可能になる場合もあるようですが、残念ながら不調で交換しました。ピックアップは
KSS-210Aでネットで

購入しましたが、ピックアップは静電気に弱く、ショートランド処理の失敗か、ピックアップを本体に取り

付けてから、ショートランドの処理をすべきだったと思うのですが、案内ビデオはピックアップ単独で、

その処理をしているので勘違いしました。2個お釈迦にし、互換性のある
KSS-150Aにして取替に成功

しました。この間、レンズクリーニング、取替、半導体レーザーの取替も試みました。

配線図の点検ポイントの電圧を全て測定した結果一点だけ不具合を発見、ソレノイドコイルの断線が原因と判明、本体を分解の時、半田付け

部分が2カ所ありその部分にソレノイドが有り、部品を傷つけた模様でした。ヤフオクで部品取りのため同型機を100円で入手、ソレノイド

を取替て完動品に復活しました。

2013年5月頃からヤフオクでジミー竹内のLPを14枚、寺内タケシのLPを14枚、松岡直也を13枚、ポール・モーリア6枚、その他21枚を蒐集

し、1枚50円から2,000円以上と種々あります。内袋、外袋はヤフオクでも有りますが包装材店で代用品を探し、最適合品がなく結局デイスク・ユニオンで調達。

2014年1月 自作のイコライザー・アンプが昨年、時々、真空管のヒーター点火がされない事があり、ソケットへの抜き差しや、

挿入角度を左右に動かすと言う応急措置をしてきましたが、抜本的修理と思い一部分解、ソケットの取替、再組立

を実行しました。結果、天ぷら半田を2カ所発見、びっくりです。1カ所はヒーター電源の縦型アルミ電解コンデンサー1個の

アースへの接地不十分、もう1カ所は真空管6922のISをソケットの中心部に接続し接地していますが、他の接地配線と重なり

接地不十分になった模様。これらの原因は、アンプの小型化のため、アルミシャーシの強度が足りなかった事や、以前に発見

した6922のシールドケースの押さえバネが斜めに真空管を押さえていた事があり、そのため、ソケットの足が変形し真空管のピンとの接続

が十分でなくなり、前記のように真空管を揺さぶる間に、他の足、及び平ラグにも影響を与え、半田の甘い部分が剥がれた模様です。

2014年7月26日

友人からPioneer SA-6800Uhttp://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/amp/sa-6800ii.html1976年発売のステレオ アンプの修理を依頼され、

電源を入れると盛大なガリ、ジャリのノイズが出現、ボリュームを下げるため0に回すと更に増加、よくボリュームを見るとマイナス表示のdBで数値が大なる方

がボリューム小と判明、その間保護回路のパワーリレーの開閉音が頻繁にあり、リレーの不調と推定、ネットで修理記録を検索すると2,3同様の現象記事が

ありました。AUXにCDを接続すると、ノイズは、皆無となり、リレーの接点の清掃で問題解決、今回は楽しみが少なかった?と思いました。そこでPHONOに

LPを接続すると前述のガリ、ジャリ、ノイズが左チャンネルから発生右チャンネルは無音、これは明らかに、イコライザーの不調と断定、当初、スチコンの容量

抜けかと思いましたが、TRの
2SA725,2SA726,2SC1313の故障が原因と断定、ネットでも2,3件、この銘トランジスターの交換記事を検索しました、代替品の

2SA970,2SC2240を求め、秋葉原に出かけようと思いましたが、この暑さで、秋月電子にネットで発注しました。今回のアンプには半田ずけをしないワイヤ

ラッピングが相当部分あり、音の良さを追求するパイオニアの拘りの現れかと思います。秋月電子に発注の翌日にはクロネコヤマト経由、トランジスターを

入手、トランジスタの端子の配置が従来品と正反対で確認後、イコライザー部分のトランジスター8個全部の取替を実行しました。TRをテスターで導通テスト

や抵抗値の測定をしましたが、何れもテストにはパスでした。ややラフだったのですが。総取替をして正解でした。PHONOもスッキリと問題なく、良い音色

で完動品として復活しました。

2014年7月25日

2014年1月25日 友人の携帯カセットプレーヤーのPanasonic RQ-SX41のテープスピードがやや遅いのでは?巻き戻しが不調と言う事で調整の依頼があり

解体整備しました。この際、ベルトの絡み付いたモーターを取替ようと、部品取りで得た同型機を利用して基板ごと取替ましたが、残念ながら載っている

ボリュームがガリし、音量も不安定で旧基板からボリュームを載せ替えました。

「テープスピードの調整」をネットで検索し、「Wave Gene」のテスト周波数をD.Dのカセットデッキでテストテープを作成し、「Wave Spectra」で周波数を

カウントする、フリーソフトを早速、利用させて頂きました。efuさんのページ D.DのカセットデッキSONY TC-K222ESJをテストしましたが、サービス

マニュアルの調整値3KHzで±10Hz以内の数値でした。RQ-SX41サービスマニュアルの調整値3015Hzの±15Hz以内をクリアするように

モーターの半固定ボリュームを調整しました。efuさんの「Wave Spectra」は10年程前にも真空管アンプの歪率の測定に活用させて頂きました。

2013年10月 ヤフオクでレコードプレイヤー SONYのPS-X65 1979年頃発売のジャンクを手に入れ、

再生、フルオート機能のボタンスイッチの何れも作動しない状態でしたが、裏蓋を開けアーム廻りの

小型スイッチ3個(DOWN,UP,MUTING)の爪の出し入れ部分がスムーズに動かないのが原因と突き詰め

、潤滑油と綿棒でクリーニング。アーム中央部のカムとLifter底部の接続がLifterのスプリングがやや甘くな

っているのか、時々噛み合わない症状があり調整する事でフルオートの完動品に再製が出来ました。

ネットのハイファイマニュアル(英文で一日3件無料)を参照しました。

コンポのPL-77Xに比べ素晴らしい音質に思います。その後カートリッジ
EPC-270C未使用新品を購入

しました。コストパーフォーマンスの良いカートリッジで有名とか