オーディオキャプチャボードが16bit対応なので、6KHzで測定したところ、各周波数特性の歪率も近い数値になり、ホット一安心です。

手持ちのスピーカーのインピーダンスが6Ωなので、4Ωの出力端子に6Ωのダミーロードを接続し、測定いたしました。ぺるけ師匠の最新刊の173ページを検証した結果です。出力段のロードラインの角度が変わり、出力も同じアンプで変化しました。

出力 100Hz 1KHz 6KHz
出力電圧(V) W 歪率(%) 歪率(%) 歪率(%)
0.245 0.01 0.2366 0.17093 0.28796
0.346 0.02 0.23127 0.1433 0.22078
0.424 0.03 0.2211 0.13475 0.20531
0.49 0.04 0.22078 0.16566 0.19471
0.548 0.05 0.21934 0.12224 0.18802
0.6 0.06 0.22124 0.09506 0.1867
0.648 0.07 0.22335 0.11543 0.18486
0.693 0.08 0.21745 0.15699 0.17719
0.735 0.09 0.21617 0.16521 0.17622
0.775 0.1 0.2164 0.16273 0.17227
1.095 0.2 0.22417 0.16593 0.16679
1.342 0.3 0.22147 0.10436 0.1632
1.549 0.4 0.2204 0.16059 0.16537
1.732 0.5 0.21924 0.10711 0.16578
1.897 0.6 0.21613 0.1105 0.16824
2.049 0.7 0.21424 0.13692 0.16901
2.191 0.8 0.2118 0.14415 0.16977
2.324 0.9 0.20986 0.1485 0.14944
2.449 1 0.20883 0.14707 0.16605
3.464 2 0.21417 0.14705 0.17174
4.243 3 0.24779 0.20895 0.19131
4.899 4 0.30024 0.23763 0.23359
5.477 5 0.36919 0.32827 0.27495
6 6 0.45241 0.38575 0.32975
6.481 7 0.54556 0.57574 0.37943
6.928 8 0.6066 0.52885 0.44249
7.348 9 0.70301 0.64239 0.51788
7.746 10 0.81735 0.83583 0.58048
8.124 11 0.9124 0.85241 0.6508
8.485 12 1.02639 0.87569 0.67515
8.832 13 1.22513 0.97313 0.78702
9.165 14 1.23707 1.12889 0.85359
9.487 15 1.34959 1.16571 0.97873
9.798 16 1.42801 1.36851 0.9952
10.1 17 1.67092 1.64565 1.14483
10.392 18 1.88548 1.86082 1.3135
10.677 19 2.30972 2.16031 1.4844
10.954 20 2.82629 2.73175 2.09488
11.225 21 3.58662 4.1514 2.91271
11.489 22 5.29679 4.4843 3.6425
11.747 23 6.6623 6.6147 4.934
12 24 7.99272 8.09739 5.54953
12.247 25 9.56241 9.87248 7.00343

真空管アンプ 300B.PP差動直結アンプ

OTLと差動アンプと直結アンプを一体にしたいと思っています。DCアンプ?
出力 100Hz 1KHz 8KHz
出力電圧(V) W 歪率(%) 歪率(%) 歪率(%)
0.2 0.01 0.24092 0.15231 0.28061
0.283 0.02 0.23586 0.15869 0.224
0.346 0.03 0.24669 0.12188 0.20692
0.4 0.04 0.24791 0.13838 0.19526
0.447 0.05 0.24932 0.12424 0.19369
0.49 0.06 0.22956 0.11053 0.21869
0.529 0.07 0.24458 0.12032 0.19296
0.566 0.08 0.24538 0.12326 0.17512
0.6 0.09 0.2464 0.14321 0.18956
0.632 0.1 0.24061 0.12419 0.20599
0.894 0.2 0.24292 0.15321 0.18462
1.095 0.3 0.24279 0.13521 0.17314
1.265 0.4 0.24232 0.11444 0.16774
1.414 0.5 0.24551 0.13951 0.16382
1.549 0.6 0.23631 0.13645 0.1557
1.673 0.7 0.23961 0.11897 0.15543
1.789 0.8 0.23629 0.13207 0.15787
1.897 0.9 0.23554 0.12623 0.15292
2 1 0.24293 0.12135 0.14822
2.828 2 0.25434 0.19054 0.14574
3.464 3 0.31493 0.26936 0.15363
4 4 0.42845 0.3783 0.154
4.472 5 0.52438 0.53204 0.15734
4.899 6 0.65141 0.64417 0.16408
5.292 7 0.79329 0.7879 0.17459
5.657 8 0.96974 0.9149 0.18565
6 9 1.07991 1.09276 0.18742
6.325 10 1.20001 1.21872 0.20404
6.633 11 1.43481 1.45842 0.21343
6.928 12 1.58162 1.59007 0.22508
7.211 13 1.78774 1.92175 0.24522
7.483 14 2.0234 2.17131 0.27394
7.746 15 2.21619 2.21764 0.29007
8 16 2.41697 2.69067 0.3596
8.246 17 2.93592 3.37455 0.51926
8.485 18 3.82066 4.19852 0.78415
8.718 19 4.69559 5.61111 1.03555
8.944 20 6.7482 7.34618 1.12771

300B P.Pアンプを全段差動・直結P.Pアンプに改造しました、さすがに300Bは中低音から高域まで、落着いた音色だと感じます。
アンプ前面のメーターとツマミはP.Pの出力管のプレート電流を合わせるもので、立上がり時に早期微調整ができ精神的に安心感があり、各真空管の差替え時に、プレート電流の調整のためシャーシーを裏返す必要もなく便利です。    2003.8.10
                                                           

ドライバー段のCRDは熱変動で電流値が、安定せず、出力段と同様にTRとツエナーの組合せの定電流回路に変更しました。 2003.10.13

出力段の定電流回路もB+から抵抗によって、ベースに供給していた電流をCRDによる供給に変更しました。電源は、チョークインからコンデンサーインプットに戻しました。  2003.10.26
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最新版の回路図です。300B.pdf

初段のCRDによる定電流回路では、熱変動により、立上がりから、プレート電圧が変動していくのを嫌って、TRとツエナーダイオード、抵抗で固めてみました。立上がりから、計算通りの電圧になり、すっきりしました。TRは20年前に生産中止という、名古屋の大須で売られていた、5個、100円の東芝2SC1014です。  2003.11.3

2004.5.4(火)

残留雑音を下げようと、初段管の6922のノイズの小さいものを何本か、抜差しして選択していましたら、突然、出力管の上下のプレート電流チェックのためのメーターが、機能しなくなり、事故原因を調査しましたら、ドライバー管の定電流化のためのCRDが焼き切れていました。初段管とドライバー管を直結にしているため、ドライバー管のカソード電圧が、CRDの耐圧(125V)を越えていたのではないかと、思われます。直結回路は、双方の真空管が、同じ様にヒターで熱せられて、電流が流れ、抵抗による、電圧降下を計算して、バイアスを決めているのですから、抜差しは、当然の事として、危険な事だと思いました。   2003.12.5

2010.12.28 PDFをJPGに変換する試供ソフトで回路図を表示しました。

久しぶりに改造してみました、初段及び二段目のプレート抵抗を従来から高域特性を良くするため、低抵抗にしておりましたが、若干上げてみました。初段6.8Kを15K、二段目15Kを20KΩに取り替えました。ペルケ師匠も言っておられますが、この変化は-1dBで2〜3KHz程度と、大したものでは,ありません。今後は、アンプ設計の際の増幅率等のグラフ作図が楽になりそうです。 16.2.15

300Bの裏側です、従来、左右のハムレベルが違っていたのですが、ペルケ師匠のテキストを勉強いたし、アースラインの変更で、入力ターミナルからループになっていた入力ラインを、解消することで、左右とも0.6mVまで追込めました。有難うございました。 16.2.15

直線上に配置

2004.6.6

趣味のオーディオ製作(善本さんのページ)のWaveSpectraを用いた歪率測定のしかた 2004/04/04


を試行いたしました。  歪率測定記録 2006.2.26


ナイジェルさんのH.Pの 測定機材の紹介も参考にさせていただきました。


もともと、歪率計を持っていなかったので、善本さんのWaveSpectraとTextronix AA5001全自動歪率計の比較の成果は大変嬉しいものでした。


2004.5.1(土)

EXCELで測定値をグラフ化してみました。

2004.5.1(土)

2004.5.10 更新 NFBを3dBにしました。従来はNFB 0でした。

2004.5.5(水)

周波数特性を測定しました。4Ωの出力端子に6Ωのダミーロードの接続です。

2004.6.6 更新

ペルケ師匠の最新刊の151ページを検証いたしました。
出力トランスの一次巻き線直流抵抗値は55.8Ωと53.5Ωと2.3Ωの差が
あり、出力管に96mAを流していますので、電圧降下の差は0.22Vになり従来
メーターの0でバランスが取れていると思っていましたが、今後はメーターに
20Kの抵抗を入れいるので、-10μAの位置で、バランスを取る事にします。

2006.2.26(日)